市内の動き−政策見解

【11.06.14】大規模調理場建設は再検討を!

6月6日の文教経済委員会で、(仮称)東部地区新調理場基本設計についての報告がおこなわれました。新調理場建設は、藤山台調理上が老朽化したので建て替えるというものです。建設場所は、庄名町(一部東神明町を含む)にある約16000平方メートルの農用地です。貴重な農用地をつぶす計画は問題です。
 市当局は、建設場所は交通の利便性や周辺環境などを検討した結果、庄名町が最適地と説明しました。ここには将来、白山調理場も併設する予定です。そのため、広い用地が必要になります。しかし、春日井市は、普通財産の土地や土地開発公社の保有する土地があります、また高森台にも未利用地が残っています。

 二つの調理場を一ヶ所に集中させず分散すれば、既存の土地を活用できます。さらに問題なのは、建設場所周辺は、東海・東南海地震連動型の場合、液状化の危険が高いところだということです。液状化によってライフラインが壊れたり周辺道路が使えなくなれば、児童生徒に給食を提供する調理場の役割が果たせなくなります。大規模調理場建設は再検討すべきです。

▲ このページの先頭にもどる

トップページに戻る
RSSフィード(更新情報)