活動日誌−伊藤けんじ

【24.03.18】春日井市内のPFASの状況について 3月議会一般質問

水道のPFASについて

 春日井市の水道水は有機フッ素化合物PFASを含んだまま配水しており、その水の総配水量に対する割合は73パーセントに及んでいます。私は汚染されている原水井戸の使用を中止するなどして、本市の水道水からPFASを取り除く対応をするよう求めています。

 3月議会では、桃山配水場の4つの配水池のバルブ調整をして、これまでPFASが他の配水区より濃かった桃山No.1配水区のPFAS濃度が低減されていることが明らかになりました。

 低減されてはいるものの米国新基準よりも濃い濃度であり、汚染されている原水井戸の使用中止を求めました。

河川のPFASについて

 市内の河川水もPFASで汚染されていることが、2023/9月議会で明らかになりました。今議会では、河川水の調査個所を増やし、市内の状況をより詳細に確認するよう求めました。

 水道水が主にPFOSで汚染されているのに対し、河川はPFOS、PFORの両方を検出しており、その比率も場所によって異なります。そのため汚染源が複数あることが推察され、市に対して汚染源の特定を求めました。

 2024年度までに17カ所ある水質汚濁の調査地点のすべてでPFASの検査を実施するとのことです。

▲ このページの先頭にもどる

トップページに戻る
RSSフィード(更新情報)