活動日誌−伊藤けんじ
【21.12.02】クリーンセンター持ち込みゴミの手数料値上げ?(12月議会質疑)
値上げに根拠はない
クリーンセンターに持ち込まれる家庭系ごみの10kg以上の処理手数料が、これまで10kgにつき100円であったものが200円と倍に値上げされる提案がなされました。値上げ額の根拠と値上げ理由を問いました。
理由は連休明けの混雑解消だけ?
答弁では、周辺他市の額が述べられましたが、クリーンセンターへの持ち込みは身分証明書を確認して、市内の方の持ち込みに限定しているはずで価格を統一することの意味はありません。
家庭系ごみの年間排出量は、2010年に約7万トンであったものが、様々な努力で減少し最近では約6万で推移しています。市民が生活を営む上でどうしても発生するごみ量としては、現状が下げ止まっています。
値上げすることの効果として答弁された内容は、持ち込みごみの排出量が若干減少することと、クリーンセンターへのごみ持込み件数の増加に歯止めがかかり、大型連休明け等の混雑解消につながる、のこの二点のみであります。持ち込まれなかったごみはステーションに出されるだけのことですから、ごみ排出量全体の削減にはつながりません。