活動日誌−伊藤けんじ

【21.09.13】コロナ禍の受診抑制の状況は―国民健康保険決算(9月議会質疑)

柔道整復、針きゅうが大きく減

 コロナ禍において、医療機関は利用者が減るという影響を受けており、国保においてもその影響が及んでいます。令和2年度における医療費及び、一人当たり医療費が前年と比較してどのように推移しているのか、通年と月別の状況、どの部門がどのような影響を受けているのか、医科入院、医科入院外、歯科、柔道整復師・針きゅうあんまマッサージなど、診療種類別ごとの状況を質問しました。

 訪問看護が約25パーセントの増、これは医療機関に行きづらい情勢を反映したものだと思います。それを含めても、全体としては5.7パーセントのマイナス。特に、柔道整復や針きゅうが大きく減っているとのことでした。

適切な受診を

 必要な医療を受けることは不要不急ではありません。継続して治療が必要な疾病についての治療の中断は、病気の重症化など、文字通り命にかかわりかねません。柔道整復や針きゅうは、日常生活を送るために必要な基本的な動作であるADLや、生活の質であるQOLに直結するものです。ここが適切に受診できないことでADLやQOLが低下すれば、医療や介護の依存度が高くなる恐れがあります。適切な受診を呼びかける事は継続して必要であると指摘し、市ホームページなどを活用し過度な受診控えしないよう周知するとの答弁がありました。

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