活動日誌−原田ゆうじ

【15.12.11】障がい者の施設通所への交通費助成を求めました

交通費が給料より高いことも

 2015年第5回定例会の一般質問で、障がいのある人たちが施設に通う時の交通費を助成することを求めました。
 障がいのある人たちが作業所という施設で仕事をしても、そこで得られる工賃はとても安いのが現状です。私は作業所で支援員として働いていましたが、ここでの工賃は1日通所すると100円。1ヶ月2000円程度にしかなりません。ここに、1ヶ月およそ4000円の交通費を払って通所している人がいました。交通費が工賃の2倍です。施設ではシフォンケーキやクッキーなどを作っていました。健常者がやっても大変な作業を、障がいのある人たちがすると、数分でヘトヘトになっています。
 障がいのある人たちは、自分の持つ能力を最大限に発揮して一生懸命作業をしているのに、それに見合うだけの工賃をもらえないのが現状ですので、通所にかかる交通費くらい助成すべきだと求めました。
 「市内の施設にバスで通所すれば障がい者割引が適用されるので交通費の助成は考えていない」という答弁でした。しかし、障がい者割引が適用されても負担が大きいことに変わりはありません。交通時の助成は必要ですし、また、安すぎる工賃をアップさせることも必要だと考えます。

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