活動日誌−伊藤けんじ
【11.10.20】交通要望活動に行きました
毎年、春日井市は交通事業者各社に対し、市民の交通利便性の向上に向けて、要望活動を実施しています。8月の総務委員会で議論された要望書を持って、JR東海、名鉄、名鉄バスに出向き、懇談をしてまいりました。
JR東海
列車待ち環境の改善として、ホームに風よけ付ベンチの増設や、利用者が増加している神領駅に快速列車を停めることなどを要望しました。明確な回答が得られたものはありませんでしたが、JR東海担当者との意見交換の中では、神領駅の快速の停車について、JR担当者より、今後利用者数が他の駅と同等あるいは超過するようであれば、ダイヤ全体の見直しが必要になってくるのではないかとの私見が述べられました。
また、今回の要望の内容には盛り込まれていませんでしたが、中央新幹線の整備事業に関して、春日井市民会館で実施された説明会について、もう少し丁寧な説明をしてほしい、再度の説明会の実施をしてほしいとの要望を、副議長が口頭で伝えました。
また、産業遺産の愛岐トンネルの保存活動などで、注目を浴びている定光寺駅について、トイレの改善を、伊藤建治が口頭で要望いたしました。JR東海側の回答は、有償で土地を貸与し、市が整備する方法ならありうるとの回答を得ました。
名鉄・名鉄バス
味美駅のバリアフリーや、バスロケーションシステムの導入などについて要望しました。JRバスが撤退した2路線を名鉄バスに引き受けてもらった経緯もあり、それら路線の状況についても、情報交換をいたしました。バスは、市民の一番身近な公共交通であり、名鉄バスなどの民間事業者に路線を守っていただく、行政とも連携を続けていく必要性をあらためて感じました。