活動日誌−伊藤けんじ

【20.03.13】小型家電リサイクルボックスの設置を求める(3月議会一般質問)

小型家電リサイクル法に指定された家電の回収について

 レアメタルなど多く含むなど、資源価値のある使用済みの電子機器を効率的に集めるために、2013年4月に小型家電リサイクル法が施行されました。28類型の品目が指定されています。

 春日井市では月に一度、ステーションでの回収を行っているほか、昨年の10月からは宅配を使って回収する業者との連携も始めました。宅配による業者回収は、所定の大きさの箱の中に詰めれるだけ詰め、中にパソコンが入っていれば無料で、なければ1,500円で回収します。

 高齢者などの身の回りの支援を行っている業者の方から、高齢のお客さんの中には、一人では、これらの小型家電ゴミを自力では出せない人がいる。別のところに住んでいる家族などに手伝ってもらおうとしても、月に一度の回収なので、タイミングが合わずに、ずっと出せずじまいになっているケースがいくつもある。宅配回収も高齢者にはハードルが高いというお話をお聞きしました。

 他の自治体では、公共施設などに、該当する使用済み小型家電を回収する箱を置いて、市民が持ち込めるようにしているところもあります。より効率よく小型家電ゴミを回収するためにも、市民の利便性のためにも、小型家電を回収するリサイクルボックスを春日井市でも設置してはどうかと質問しました。

充電式の小型家電の回収ボックスは検討する

 市は「充電式の小型家電の回収ボックスの設置は検討する」との前向きな答弁をしました。

 高齢者が取り扱いに困っているのは、28品目の中でもミシン、電子レンジ、扇風機、除湿器などの大型の家電です。買い替えであれば、業者に引き取っていただくことができるのですが、配偶者と死別した時、子どもの家に行くため、あるいは老人ホームに入るために、家を引き払うなど生活が変わるときに、小型家電の取り扱いに困ってしまうのです。これらの取り扱いを、どうするのかについても、引き続き検討いただくよう訴えました。

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