活動日誌−伊藤けんじ

【17.09.12】市民病院の経営状況、診療報酬の改定の影響は 9月議会質疑

7対1看護病棟の基準はクリア

 平成28年度は診療報酬の改定がありました。春日井市民病院は、7対1看護病床の算定をしていますが、この算定できる要件が厳格化されています。春日井市民病院は、引き続き算定基準を満たすことができたことを、質疑で明らかにしました。

 自治体の病院は必ずしも黒字経営を追求する必要はありませんが、必要な医療を提供できるように運営がなされるべきです。診療報酬はその運営にも影響しますので、質疑にて詳細を聞きまた。

質疑の概要

◆23番(伊藤建治君) 認定第10号 平成28年度春日井市春日井市民病院事業会計決算について伺います。
 今決算にかかわる予算審議の中でも私が質疑を行いましたが,診療報酬改定の影響についてお伺いいたします。平成28年度は,診療報酬改定が行われております。この改定では,7対1入院基本料が算定できる病棟が狙い撃ちされるようにその要件が厳格化されました。1つが,特定の治療や処置を受けている重症患者の入院割合,重症度,医療・看護の必要度といいますけれども,これが,それまでの15%から25%へと引き上げられました。その算定方法も,これまで病院ごとに算定されていたものが,病棟ごとの算定という形になりました。議案目次〔供佑17ページの事業報告書の文中には,7対1看護体制を維持とありますけれども,重症度,医療・看護の必要度を病棟ごとに算定すれば,診療科によってその数値にばらつきが出るものでございまして,病棟によってはこれをクリアできなかった病棟もあるんじゃないかなと思ったものですから,この詳細をお伺いしたいと思います。
 それから,退院させた患者の行き先,自宅かあるいは医療行為の少ない病棟や介護施設に行く方の割合の基準,これは在宅復帰率といいますが,これが75%から80%に引き上げられました。これに加えまして,平均在院日数のカウントのルールがございます。これら7対1入院基本料を算定するに当たっての基準が厳格化された中身において,平成28年度の状況はどうであったか。在宅復帰率,重症度,医療・看護の必要度の割合。7対1看護病棟にかかわる平均在院日数について,その詳細をお伺いいたします。

◎市民病院事務局長(坂井勝己君) 私からは,認定第10号に関する質問にお答えさせていただきます。
 7対1入院基本料の施設基準は,健康保険法第76条第2項に基づく厚生労働省の告示において定められております。施設基準では,入院患者の在宅復帰率は80%以上とされており,市民病院では平成28年度は93.45%となっております。重症度,医療・看護必要度は25%以上とされており,平成28年度は28.17%となっております。なお,重症度,医療・看護必要度は14病棟それぞれの病棟で算出するのではなく,7対1入院基本料の届け出をしている病棟を合算して報告することとなっております。
 次に,平均在院日数は18日以内とされており,平成28年度は12.3日となっており,いずれの項目につきましても要件を満たしております。

◆23番(伊藤建治君)  市民病院会計についてでございます。
 7対1入院基本料の算定基準については,いずれもクリアできたということでございました。私,一つ勘違いがあって,それぞれの14病棟ごとに重症度というものを算定するものかなと思っていましたので,決算の段階で幾つかここに合致しないところも出てくるかなと思っていたんですけれども,7対1看護病棟全体での合算ということで受けとめました。予算時の答弁では,在宅復帰率についてはクリアできるということだったんですけれども,その他の項目はわからないということだったので,今回の結果については安心いたしました。
 平均在院日数については再度お尋ねいたします。病院からとにかく早く出せ出せというのが厚生労働省の一貫したスタンスでございまして,これを診療報酬によってその強制が強められております。市民病院におけます平均在院日数のここ数年の推移をお伺いしたいと思います。

◎市民病院事務局長(坂井勝己君) 過去3年間の平均在院日数の推移につきましては,平成25年度は12.8日,26年度は12.5日,27年度は12.3日となっております。

◆23番(伊藤建治君) まず,市民病院についてですけれども,平均在院日数,ほぼ同じ水準で推移しているということで,追い出しの強化が図られているというような状況ではないと理解をいたしました。急性期の病院としての役割をしっかり果たしながら,堅実な運営がなされているものと受けとめました。来年,平成30年度,また診療報酬改定が実施される予定なんですけれども,7対1看護病棟の施設基準について,さらに厳格化されるんじゃないかなというふうに思われるんですけれども,それについての見通し,現状で情報があれば答弁を願いたいと思います。

◎市民病院事務局長(坂井勝己君) 平成30年度の診療報酬の改定につきましては,国から具体的な要件がまだ示されておりませんが,新聞等によりますと厳しくなることが予想されております。

▲ このページの先頭にもどる

トップページに戻る
RSSフィード(更新情報)