活動日誌−伊藤けんじ

【17.06.06】総合計画特別委員会報告

第六次春日井市総合計画(骨子案)

 第六次春日井市総合計画(骨子案)が示されました。市民意識調査を読み解いていくと、いま、もっとも必要な施策は何かが見えてきます。「交通対策」が、市民から求められている事項であると再認識しました。それをふまえて、質疑を行いました。

もっとも重要な課題は、交通対策

◆(伊藤建治委員) 16ページに「市の将来像」が書かれております。ここに「暮らしやすさ」ということと、その先にある「幸せ」という2段階のイメージでまとめられているかなと思っております。暮らしやすさというのは、言いかえれば当たり前の暮らしということと、それをベースに豊かな市民生活をつくりあげていきたい、そういったまちをつくっていきたいという構成になっていると受けとめまして、この内容、僕の気持ちにも非常に沿うものでございまして、ここは前向きに受けとめたいと思って読んでおりました。
 それを踏まえまして、中身の具体的な話に移ってまいりますけれども、14ページですね。昨年の11月の当委員会でも申し上げたことなんですけれども、この市民意識調査において、満足度が低くて重要度が高いという項目が自ずと焦点になっているかと思います。このページでいえば、Aのブロックでございます。具体的に申し上げますと、このAの中の「28 交通の利便」と、これ、市民意識調査の中では誰もが不便を感じずに移動できるという施策のことでございますけれども、これが、Aのエリアの中でも群を抜いて満足度が低い内容となっております。

 市民意識調査におきましては、春日井市に「今後も暮らしたいと思わない」という回答のうち、暮らしたくない理由の1番は、この交通の便がよくないということが断トツでございました。回答された中で51.8%の方が「交通の便」というものを「暮らしたくない理由」として挙げております。2番めについて挙げられたことも、僕はこれと関連してると思うんですけれども、「買い物や外食が不便」というのが29.3%となっております。つまり、この「28 交通の利便」、誰もが不便を感じずに移動できるということは、住み続けたいか否かという根本的な、最も根本的な市民満足に直結をしているかと思います。

 今、これが、基本計画の骨子案の施策の部分というんですかね、政策分野の中にどう反映されてるかということを見ますと、42ページになんですね。42ページの「都市基盤整備の推進」の△これに対応する記述になるかと思います。他の施策と同列で、併記をされておりまして、ほかの政策・施策についても、どれも重要だということはわかるんですけれども、ちょっと埋もれてしまうというか。市民意識調査で、課題というものが一定浮き彫りになってきているわけでございますけれども、浮き彫りになってきたということが、実際にこっちの施策に落とし込むと、こう並列になってしまうという部分については、少し工夫が、見せ方の工夫が必要ではないかなと感じるところでございます。市民意識調査の結果を、今回の基本構想の骨子案、基本計画の骨子案に落とし込むにあたっての考え方と、僕が今、指摘した部分について、どう受けとめていらっしゃるかということをお聞きしたいと思います。

◎(勝企画政策課長) 順にお答えします。まず、市民意識調査の重点課題の洗い出しにつきましては、委員の御指摘のとおり、Aの領域のことになっておりますので、当然、ここの中に11点、重点課題として挙げられるものがあります。高齢者支援から、今の交通の利便、それから生活道路、保育、いじめ・虐待とかですね、そういったものが入っておりますので、重点的に取り組むものということは認識しております。

 これが各施策のほうにどういうふうに反映していくかということも当然認識しておりまして、例えば、今の委員御指摘の2点目のお答えになりますが、今の「交通の利便」については、42ページの施策△亡泙泙譴討りますが、41ページのほうの「現状と課題」というところの、同じく「1 都市基盤」の△里曚Δ如◆峭睥隹修凌聞圓砲茲蟾睥霄圓琉榮阿防塋悗生じている地域もあり、交通に不便を感じている市民が多いため、地域における交通環境の充実が必要です。」というふうに現状と課題ということで、簡潔に書いておりますが、認識しておりますので、まずこういう書き方をしているということです。

 もう一つは、今のこの「並列で書く」ことの意味なんですけれども、やはりこのまちづくりの中では、交通は交通だけというのは当然対応ができないわけでございまして、やはり福祉、それから公共施設の設置のあり方等、そういったまちづくりの中で交通を考えていくということが必要になっておりますので、このような書き方をさせていただいております。

個別計画の記述について

◆(伊藤建治委員) おおむねわかりました。一言つけ加えさせていただくと、例えば41ページの冒頭の「めざすまちの姿」、ここには重要施策というものは、言葉としても、少し落とし込んでもいいのかなというふうに思いましたので、つけ加えさせていただきます。
 ページをめくりまして43ページ。ここに、先ほど、さきの委員もおっしゃられましたけども、対応する個別計画についての列挙がございます。今、私が指摘をいたしました交通問題の計画は、対応する計画としてはないわけでございます。ないということがわかるんですね。ないから、きっと満足度もそんなに高くないんだろうなということも見えてくるわけですね。ちょっと繰り返しになりますけれども、重要課題でありながら、対応する計画がないと、この穴があるということ、穴があるということが見えるということが非常に重要ではないかなというふうに思います。
先ほどの委員とのやりとりの中で、それぞれの施策のところに対応する計画を落とし込んではどうかという提案を前向きに受けとめていらっしゃいましたので、ないならないで、ここはないよということがわかるようにしておいていただくと、課題の存在というものがより明確になるのではないかなと思いますけども、その点いかがですか。

◎(勝企画政策課長) 個別計画の有無に関する御質問というふうに受けとめますが、先ほど別の委員の御指摘もありましたとおり、それぞれの施策のほうに関連する主な個別計画等を記載した場合に、そういった記載がないものが浮かび上がるというふうに理解しておりますが、そういったことも含めまして、より、どこが課題なのかというのがわかりやすくなるというふうに思っておりますので、その辺はまとめてという、見えなくするというよりも、わかりやすくしたいというふうに思っておりますので、委員の御意見は参考にさせていただきます。

暮らしやすさとは

◆(伊藤建治委員) 基本構想の中で暮らしやすさという言葉、何度も繰り返し使われているわけでございますけども、暮らしやすさというのは、かみ砕けば、冒頭にも申し上げましたけども、市民の方が望んでいる当たり前の暮らしが当たり前にできる、これが将来にわたって持続することでございます。重要度の高い課題というのは、この当たり前の暮らしを維持するのに直結するというふうに思っておりまして、その点で、今足りないものというものをしっかり認識できるようにすることが肝要であろうかと思っておりますのでよろしくお願いします。

 あともう一点、意見申し上げますけれども、38ページに「ダイバーシティの推進」という単語が使われております。これ「多様性」という意味だったと思うんですけど、僕はすぐには理解できなかったんですね。あまりなじみのない方も多いのではないかと思います。20年という長期にわたって参考にしていく計画でありますので、時代の経過を経ても通用する言葉遣いというものが必要だと思いますので、その点は申し上げておきます。以上です。

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