活動日誌−伊藤けんじ

【12.11.12】9月議会質疑 障害者自立支援法はどうなる

障害者自立支援法では、事業所の報酬が大幅に減ってしまう

 9月議会で、今年度の補正予算に、障がい者自立支援対策臨時特例交付金が計上されました。これは、障害者自立支援法の枠組みでは大幅に収入が減ってしまう事業所に対して、旧体系の報酬の90%を補償するものです。このような助成が必要という点でも、障害者自立支援法は大きな問題がある制度です。また、本来なら当初予算で計上すべきものが、年度途中での補正と言う点も、対応が後手後手であることを示しています。

 この事業の詳細と、今後の見通しについて質疑をしました。

何も変わっていない障害者総合支援法

 今年6月に障害者自立支援法に代わる、障害者総合支援法が可決成立しましたが、民主党政権が自立支援法違憲訴訟団との和解の基本合意で確認した、当事者の意見を踏まえることなく、「応益負担」などを残し、障がいを自己責任・家族責任とする点で自立支援法と根幹は変わりません。障がい者のくらしと人権を守れる制度を求めて引き続き取り組みます。

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